岐阜大で酒造りプロジェクト

sake

日本酒造りを通して日本文化に触れよう――。岐阜市柳戸の岐阜大学が「岐阜大酒(ぎふだいしゅ)」造りに挑戦している。生物などを学ぶ学生たちが学内農場産の米や、学内の井戸水、自分たちで見つけた酵母を用いて取り組み、今後もオリジナルの日本酒を造り、商品化を目指すという。

この取り組みは「岐阜大酒プロジェクト」。応用生物科学部の中川智行教授(食品微生物学)が昨秋、学生たちに「日本の伝統文化を知り、原料から加工、そして流通までの流れを一貫して学んでほしい」と呼びかけて始まった。当時の2年生約20人が集まった。

大学敷地内には約8・6ヘクタールの「柳戸農場」があり、応用生物科学部の学生が研究目的で野菜などを育てている。この農場で作られた県産米「ハツシモ」を昨秋、学生が収穫。日本酒の「命」とも言える水は、大学内の井戸(地下約110メートル)からくみ上げた地下水を使った。

朝日新聞